株式会社明光ネットワークジャパン(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:田上節朗)は、当社運営の個別指導塾・明光義塾の授業において、生徒が自ら主体的に考え、本質的な理解を促進する取り組み、明光の「振り返り授業」を2017年7月1日から順次開始します。
1.振り返り授業とは ~生徒が主体の学び~
振り返り授業は、「学ぶ」と「振り返る」をひとつのサイクルとして取り組んだ明光義塾の新しい指導サービスです。生徒と講師は、常に振り返りながら授業を進めることにより、「わかった!」という学びの瞬間を共有します。
生徒自身の言葉や文字で自分の考えを表現すること、つまり、「主体的な学び」が振り返り授業の一番のポイントです。これにより、生徒は授業中に様々な「気づき」を得ることができ、本質的な理解の定着を図ることができます。
2.背景 ~2020年の教育改革~
当社は、中核となる明光義塾事業において、会社設立の1984年以来、「個別指導による自立学習を通じて、創造力豊かで自立心に富んだ21世紀社会の人材を育成する」という教育理念を掲げ、個別指導塾のパイオニアとして、その市場を牽引してまいりました。
2020年には、学習指導要領が改訂され、21世紀社会を生き抜くために必要な「問題解決能力」を育てるための「主体的な学び」へ本格的に教育が変化することとなります。今まさに、教育業界全体で「主体的な学び」の重要性が高まっています。
当社は、世の中の潮流に先駆けて、長年に渡り「自立学習」を具体的に実践し「主体的な学び」に取り組んできました。そのノウハウを活かし、東京学芸大学の森本教授のご協力のもと完成したのが、明光の「振り返り授業」です。
東京学芸大学教授 森本康彦
明光義塾の振り返り授業を監修している。専門は教育工学(eポートフォリオ、eラーニング、情報モラル教育)。近年は、タブレットを活用した教育の導入・普及に尽力。
「ただ問題を解くだけの勉強は「やりっぱなしの学び」で、すぐに頭の中から消えてしまいますが、1問ごとに「なぜだろう?」「なるほど、わかった!」と密に振り返りながら学ぶことで、本質的な理解を伴う効果的な勉強になります。「学んだら振り返る」を習慣化させ、自ら気づき成長できる主体的な学びをつくる必要があります。」
3.明光eポ~ICTでシームレスな学びへ~
また、明光義塾は学習プロセスを蓄積・可視化し生徒自身が成長を実感することができるeポートフォリオ(※1)システム『明光eポ』を開発(※2)し、スタートしました。
『明光eポ』は学習ごとに途切れていた生徒の学びをつなぎ、シームレスな学びを実現できるようサポートするシステムです。『明光eポ』で学習内容を継続的に蓄積・振り返ることができるので、生徒の主体的な学びにつながります。
また、保護者も利用できるのでお子様の学習内容をタイムリーに共有することが可能になります。
※1 eポートフォリオ:学びに関するあらゆる記録を、システムに蓄積・可視化し、いつでもどこでもアクセスが可能となる電子化されたポートフォリオのことです。自らの学びを振り返ることで、良い点や改善点、理解できている・できていない、今後どう取り組むべきかを客観的に捉えることができるものです。
※2 『明光eポ』は、富士ゼロックスシステムサービス株式会社の「学習記録コネクト」をプラットフォームとして利用しています。
4.振り返り授業の体験談 ~学びの実感~
生徒の声
◎前回のわかったことを踏まえて授業を進められるので、次の単元もスムーズに学習できる。(中学3年生)
◎自宅で学習した内容を復習しやすくなった。また、習ったことを学校でも活かせるようになり、テストの点数も上がった。(中学2年生)
◎どこがわかっていないかや、間違いの理由を自分で気づけるようになり、同じ間違いを繰り返すことが明らかに減った。(小学6年生)
保護者の声
◎子どもが塾で学んでいる内容を把握できるようになり、勉強の話を家族で共有できるようになった。(小学6年生の保護者)
◎「塾で何をやったの?」と家で聞いたときに、具体的に答えてくれるようになった。(小学5年生の保護者)
◎何がわかっていないのかもわかっていないうちの子にはぴったり。声をかけなくても自分から宿題をやるようになった。(中学3年生の保護者)
■株式会社明光ネットワークジャパン(東証1部上場)( http://www.meikonet.co.jp )
「教育・文化事業への貢献を通じて人づくりを目指す」、「フランチャイズノウハウの開発 普及を通じて自己実現を支援する」という2つの経営理念を掲げ、「自立学習」「個別指導」方式による個別指導塾「明光義塾」を直営及びフランチャイズシステムにより全国 2,000教室以上展開しております。
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