個別指導の学習塾「明光義塾」を全国展開する株式会社明光ネットワークジャパン(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:山下一仁)は、小学4年生から中学3年生までのお子さまを持つ保護者男女760名(小学生4~6年生の子どもを持つ保護者:380名、中学生の子どもを持つ保護者:380名)を対象に、【小中学生のスマホ事情】に関する実態調査を実施いたしました。

 

「小中学生のスマホ事情調査2019」結果概要

  • 小中学校へのスマホの持込み賛成理由第1位は「緊急の時の連絡手段に必要だから(83.3%)」
  • 小中学校へのスマホの持込み反対理由第1位は「トラブルの原因になる可能性があるから(79.1%)」
  • 小中学生のスマホに関する3大ルールとは!?
  • 子どものスマホ代、保護者の約6割が経済的負担を感じている

 

Q1.お子さまが学校にスマートフォンを持って行くことについてあなたはどう思いますか?
(n=760・単一回答方式)

 

 

学校へのスマホの持込み反対派が多数!小学生高学年で60.5%、中学生で47.9%が反対

 

小中学生のスマホ所有率が上がっている事や、保護者との緊急の連絡手段の必要性などを踏まえて、文部科学省は小中学校へ携帯電話やスマートフォン(スマホ)を持込むことを「原則禁止」とした2009年の文科省通知を見直すことを明らかにしました。(http://www.mext.go.jp/b_menu/daijin/detail/1413726.htm )

そこで、学校へのスマホの持込みに関して、小中学生の保護者の方がどのように思っているか聞いたところ、小学生高学年(4年~6年生)の保護者では「賛成(5.5%)」、「どちらかというと賛成(23.2%)」と合わせて28.7%の保護者が賛成。「反対(30.5%)」、「どちらかというと反対(30.0%)」と合わせて60.5%が反対という結果になりました。

また、中学生の保護者では「賛成(12.9%)」、「どちらかというと賛成(27.9%)」と合わせて40.8%の保護者が賛成。「反対(17.6%)」、「どちらかというと反対(30.3%)」と合わせて47.9%が反対と、小中学生の保護者双方で反対派が多いことが分かりました。

 

 

Q2.あなたが賛成だと思う理由を教えてください。
(n=264・複数回答方式)

 

 

スマホ持込み賛成派の理由、最多は「緊急の時の連絡手段に必要だから(83.3%)」

 

学校へのスマホの持込みに関して賛成派の小中学生の保護者264名を対象に、賛成だと思う理由を聞いたところ、最も多かったのが「緊急の時の連絡手段に必要だから(83.3%)」、次に「防犯対策として必要だから(50.4%)」、「授業中など使ってはいけないタイミングを子どもが理解しているから(31.8%)」と続きました。

 

 

Q3.あなたが反対だと思う理由を教えてください。
(n=412・複数回答方式)

 

 

スマホ持込み反対派の理由、最多は「トラブルの原因になる可能性があるから(79.1%)」

 

一方で、学校へのスマホの持込みに関して反対派の小中学生の保護者412名を対象に、反対だと思う理由を聞いたところ、最も多かったのが「トラブルの原因になる可能性があるから(79.1%)」、次に「学業の妨げになるから(57.8%)」、「ながらスマホ」など事故に繋がる可能性があるから(43.4%)」という結果になりました。

 

 

明光義塾のコミュニティサイト【メイコミュ】に寄せられた回答から

 

Q. お子さまが学校にスマートフォンを持っていくことについて、賛成ですか?反対ですか?理由もあわせてお答えください。

 

【賛成派】

●賛成。学校での校内時間には電源切るルールと、校外活動の部活時間は、電源入れてOKルールにしてほしい。部活での帰宅時間や夕方時間の連絡手段はほしい。(中学1年生の保護者)
●賛成です。緊急時の連絡、送迎など、昔とは、条件が変わっている。次女の時は、震災で家を流されみなし仮設に住み、仕事の帰りに迎えに行ったが、遅くなった時には、校門の前で寒い中何時間も待たせた事が度々あったから。(小学6年生の保護者)

 

【反対派】

●反対です。高校でも取り扱いに厳しい学校があるのに、授業中に遊び出さないか心配です。(中学3年生の保護者)
●反対。携帯でのトラブルが怖いから。いじめの原因にもなるし携帯なくても何かあれば学校から連絡が来るから必要ないかな。(中学2年生の保護者)
●反対。普段から緊急時にはある程度自分で判断する力を育てることの方が重要と思うから。(中学2年生の保護者)

 

 

Q4.あなたのお子さまは自身のスマートフォンを持っていますか?
(n=760・単一回答方式)

 

 

スマホ所有率、小学生高学年で40.8%、中学生で72.4%

 

子どもがスマホを所持しているか聞いたところ、小学生高学年では「持っている(40.8%)」、中学生では「持っている(72.4%)」という結果になりました。

 

 

Q5.あなたのご家庭ではスマートフォンに関してどのようなルールや約束事がありますか?
(n=430・複数回答方式)

 

 

小中学生のスマホに関する3大ルールは、「利用アプリの制限」「利用時間の制限」「ながらスマホの禁止」

 

子どもがスマホを所有していると回答した430名を対象に、ご家庭内でスマホに関してどのようなルールや約束事があるかを聞いたところ、最も多かったのが「利用アプリの制限(47.9%)」、次に「利用時間の制限(45.8%)」、「(食事中など)ながらスマホの禁止(39.3%)」と続きました。

 

明光義塾のコミュニティサイト【メイコミュ】に寄せられた回答から

 

Q.お子さまのスマートフォン利用に関して、ご家庭ならではのルールや約束事はありますか?具体的に教えてください。

●アプリのインストールは親の許可を得てからする。自分の部屋には持って上がらない。タイムラインなどアップしない。(中学1年生の保護者)
●就寝前にはスマホを親にあずけるようにしています。(中学3年生の保護者)
●21時以降は触らないのと、基本、自分の部屋には持ち込まない。(中学2年生の保護者)
●友人とのメールに、人の批判は書かない。尚フィルターをかけているため、9時以降は使用できず、LINEもできないです。(中学2年生の保護者)
●食事中は使用しないようにしている。何かダウンロードするときは許可を取らせている。(中学1年生の保護者)
●家族全員が食事が終わるまでスマホを使わない。夜8時になったらお風呂に入らなければスマホ禁止。夜9時までしか使えない。 など、いくつかのルールを決めています。(中学3年生の保護者)

 

 

Q6.スマートフォンが原因でお子さまとトラブルになったことはありますか?
(n=430・単一回答方式)

 

 

保護者約6割が、スマホが原因で子どもとトラブルになったと回答

 

子どもがスマホを所有していると回答した430名を対象に、スマホが原因で子どもとトラブルになった経験があるか聞いたところ、「よくある(12.3%)」、「時々ある(45.8%)」と合わせて58.1%の保護者がトラブルになったことが分かりました。

 

明光義塾のコミュニティサイト【メイコミュ】に寄せられた回答から

 

Q.スマートフォンが原因でお子さまとトラブルになったことはありますか?どんなトラブルだったか具体的に教えてください。

●勝手に動画アプリにアップしていた事。なぜ駄目なのか本人は不満そうです。(中学1年生の保護者)
●時間の使い方がコントロールできずに何時間でも使い続けてしまった事。(中学3年生の保護者)
●約束をやぶり、勝手にゲームに課金したので、二度としないよう、暫く取り上げました。(中学3年生の保護者)

 

 

Q7.お子さまのスマートフォン利用料について経済的な負担を感じることはありますか?
(n=430・単一回答方式)

 

 

子どものスマホ代、約6割の保護者が経済的負担を感じている!

 

子どもがスマホを所有していると回答した430名を対象に、子どものスマホ利用料について経済的な負担を感じることがあるか聞いたところ、「経済的な負担を感じる(26.7%)」、「どちらかというと経済的な負担を感じる(31.6%)」と合わせて58.3%の保護者が経済的負担を感じていることが分かりました。

 

明光義塾のコミュニティサイト【メイコミュ】に寄せられた回答から

 

Q.お子さまのスマートフォン利用料が経済的負担だと感じますか?またその理由も教えてください。

●上限は決めていますが、いつも越えてしまうので、こづかいから払うなど考え中です。(中学3年生の保護者)
●負担ではありますが、必要経費かと。でも、当然格安スマホにしています。(中学3年生の保護者)
●最低限必要とするプランにしています。多少の負担は仕方ないかなと思っています。(中学3年生の保護者)
●初めは割引きがあったのですが、ゲームなどたくさん使用するため、契約の変更などもあり、当初考えていたより高額になり負担に感じます。下の子もいるので、さらに増えることをおもうと尚更です。(中学2年生の保護者)
●家族で分けあうプランにしていますが、1台増えたのでその分、少し高いプランに変えたので、やはり負担は感じます。(中学1年生の保護者)
●中学1年の息子のスマホは安いのを契約したので大丈夫。大学生の娘のは高くて困っているが。 (中学1年生の保護者)
●通信プランを安く設定しているが、超える事もあるので少し負担に感じる時がある。(中学2年生の保護者)

 

 

Q8.スマートフォンはお子さまの学業に対してどのような影響を与えると思いますか?
(n=760・単一回答方式)

 

 

小中学生保護者の2人に1人が「スマホは学業に対して悪影響を与える」と危惧している。

 

スマホが子どもの学業に対してどのような影響を与えると思うかと聞いたところ、「良い影響を与えると思う(3.3%)」、「どちらかというと良い影響を与えると思う(7.5%)」と合わせて10.8%の保護者が良い影響を与えると考えていることが分かりました。また、「利用するアプリの内容によると思う」と回答した保護者は23.8%で、それ以外の52.1%の保護者に関しては、アプリの内容にかかわらず、悪い影響を与えると危惧していることが分かりました。

 

明光義塾のコミュニティサイト【メイコミュ】に寄せられた回答から

 

Q.スマートフォンがお子さまの学業に対して、良い影響・悪い影響のどちらを与えると思いますか?理由も合わせて教えてください。

●使い方をしっかり身につければいいのですが、勉強に集中出来ないと思います。(小学6年生の保護者)
●悪い影響を与えると思う。何か調べ物をするとき、ネット検索で済んでしまうから。便利だが、本を探して見る機会をなくし、またネット情報をそのまま信じるようになってしまう恐れがある。(中学1年生の保護者)
●大人でも遊びで弄っているとあっという間に時間が経ちます。自制のきかない子どもにはなおのこと。確実に勉強時間や睡眠時間に悪影響だと思います。(中学3年生の保護者)
●上手く使っているので特に問題はないです。分からない事を検索してみたりします。動画や音楽、LINEなどもしますが、自分で判断して程々に使っています。 (中学2年生の保護者)

 

 

<調査概要>

有効回答数  小学4年生から中学3年生までのお子さまを持つ保護者760名
<内訳>小学生4~6年生のお子さまを持つ保護者:380名、中学生のお子さまを持つ保護者:380名
調査期間   2019年3月4日~2019年3月7日
調査方法   インターネットリサーチ調べ

※本リリースによる調査結果をご利用いただく際は、「明光義塾調べ」と付記のうえご使用くださいますようお願い申し上げます。

 

■(※1)「メイコミュ」とは

「メイコミュ」は明光義塾に通うお子さまを持つ保護者のためのコミュニティサイトです。「全国の明光義塾の保護者が集まって、楽しみながら子どもを応援できる場所を作りたい!」そんな思いからオープンしました。
http://www.meiko-community.jp/index.html

 

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