個別指導の学習塾「明光義塾」を全国展開する株式会社明光ネットワークジャパン(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:田上節朗)は、中学生のお子さまを持つ全国の保護者男女600名(男性:300名、女性:300名)を対象に、【テスト結果に対しての保護者のリアクション】に関する実態調査を実施いたしました。
また、明光義塾が運営するコミュニティサイト「メイコミュ」(※1)でも同内容のアンケート調査を実施し、複数の回答を入手いたしました。

「テスト結果に対しての保護者のリアクション実態調査」結果概要

  • 保護者の2人に1人はテスト結果に対して叱ったことがあると回答
  • テスト結果、何に対して叱る? 最多は「日々の勉強に対する姿勢に対して(47.5%)」
  • 約5割の保護者が子どもの成長に役立つ褒め方が出来ていないと思うと回答
     

Q1.あなたはお子さまのテスト結果に対して叱ったことがありますか?
(n=600・単一回答方式)

 

 

保護者の2人に1人はテスト結果に対して叱ったことあり

中学生の子どもを持つ全国の保護者男女600名を対象に、子どものテスト結果に対して、叱ったことがあるかを聞いたところ、「ある(52.3%)」、「ない(47.7%)」と、2人に1人の保護者はテスト結果に対して子どもを叱った経験があることが分かりました。

テスト結果に対して叱った経験は男性より女性の保護者が多い

また、男性の保護者と女性の保護者を比較してみると、叱った経験のある男性の保護者は47.7%、女性の保護者は57.0%と、女性の保護者の方が子どものテスト結果に対して叱った経験が多いことが分かりました。

 

Q2.あなたはテスト結果が原因でお子さまを叱る際、何に対して叱っていますか?
(n=314・複数回答方式)

 

 

テスト結果、何に対して叱る? 最多は「日々の勉強に対する姿勢に対して(47.5%)」

テスト結果に対して子どもを叱った経験があると回答した保護者314名を対象に、何に対して叱っているかを聞いたところ、最も多かったのが「日々の勉強に対する姿勢に対して(47.5%)」、次に「やればできるはずなのにやらないことに対して(46.2%)」、「テスト勉強の仕方に対して(41.7%)」と続きました。また、テストの点数が低いことに対して叱っている保護者も34.1%いることが分かりました。

 

明光義塾のコミュニティサイト【メイコミュ】に寄せられた回答から

 

Q.あなたはお子さまのテスト結果に対して、叱ったことはありますか?またその理由を教えてください。

 

●叱った事あります。明らかに勉強不足、対策不足とわかった時は、結果が出たね、これが現実だよー、と。 でも、きつく言えない性格で、本人もわかっていると思うから、最後は励ますような感じで終わります。 (中学3年生の保護者)
●叱るというより注意ですね。毎回ケアレスミスが多いので、その都度注意してますが、全く響いていないようです。(中学2年生の保護者)
●毎回叱責しています。テスト勉強する様に言っても、ゲームやスマホを触ってばかりなので、成績が悪いのは当然の結果だと思います。叱っても、全然堪えてないですが。(中学2年生の保護者)
●やはり、ありますね。範囲も細かく出されてて、確実にここから出題されると言われてたのに覚えず、結果が悪くても難しかったと言い訳した時は、かなり怒りました。(中学3年生の保護者)
●結果については叱った事はありません。 テスト勉強していなかった時等の経過の取り組み方については叱ります。 結果は後からついてくるものなので、やらなかったらやらなかっただけ、やったらやっただけの結果になると思っています。(中学2年生の保護者)

 

 

Q3.あなたは子どものモチベーションや、今後の学習に役立つ叱り方が出来ていると思いますか?
(n=314・単一回答方式)

 

 

6割以上の保護者が子どもの成長に役立つ叱り方が出来ていないと思うと回答

テスト結果で子どもを叱る際に、子どものモチベーションや、今後の学習に役立つ叱り方が出来ていると思うかを聞いたところ、「出来ている(5.4%)」、「どちらかというと出来ている(30.9%)」と合わせて36.3%の方が子どもの成長に役立つ叱り方が出来ていると回答しました。一方で、「どちらかというと出来ていない(45.2%)」、「出来ていない(18.5%)」と合わせると6割以上の保護者が子どもの成長に役立つ叱り方が出来ていないと思っていることが分かりました。

 

Q4.あなたが 子どもの成長に役立つ叱り方が出来ていない と思う理由をお答えください。
(n=200・複数回答方式)

 

 

子どもの成長に役立つ叱り方が出来ていないと思う理由第1「感情的に叱っているから(47.0%)」
第2位「適切な叱る言葉が分からない(36.5%)」

テスト結果で子どもを叱る際に、成長に役立つ叱り方が出来ていないと回答した200名を対象に、出来ていないと思う理由を聞いたところ、第1位は「感情的に叱っているから(47.0%)」、第2位「適切な叱る言葉が分からない(36.5%)」、第3位「叱り過ぎていて言葉に重みが無い(29.0%)」と続きました。

 

 

成長に役立つ叱り方が出来ていない理由。男性の保護者「適切な叱る言葉が分からない」、女性の保護者「感情的に叱っているから」

 

また、男性の保護者と女性の保護者を比較してみると、男性の保護者の第1位は「適切な叱る言葉が分からない(39.7%)」。第2位「感情的に叱っているから(38.5%)」。女性の保護者の第1位は「感情的に叱っているから52.5%)」、「叱り過ぎていて言葉に重みが無い(34.4%)」でした。

 

Q5.あなたは、お子さまのテスト結果に対して褒めたことがありますか?
(n=600・単一回答方式)

 

 

Q6.あなたはテスト結果が原因でお子さまを褒める際、何に対して褒めていますか?
(n=548・複数回答方式)

 

 

9割以上の保護者がテスト結果に対して褒めたことがあると回答

次に、子どものテスト結果に対して、褒めたことがあるかを聞いたところ、「ある(91.3%)」、「ない(8.7%)」という結果になりました。

 

叱るときは「過程」重視、褒める時は「結果」重視の傾向!?

テスト結果に対して子どもを褒めた経験があると回答した保護者を対象に、何に対して褒めているかを聞いたところ、最も多かったのが「テストの点数が良いことに対して(71.0%)」、次に「苦手な問題を克服したことに対して」、「日々の勉強に対する姿勢に対して」が共に37.8%という結果になりました。この結果より、叱るときは結果よりも過程を重視し、褒める時は過程よりも結果を重視する傾向があることが分かりました。

 

光義塾のコミュニティサイト【メイコミュ】に寄せられた回答から

 

Q.あなたはお子さまのテスト結果に対して、褒めたことはありますか?またその理由を教えてください。

 

●前回よりも上がった、本人も頑張った、と自分で思える時は褒めます!褒めて頑張ったら結果がついてくる、ということを実感してほしい!(中学2年生の保護者)
●あります。特に中3になってからは、褒めてあげるようにしてます。でも、褒めすぎると、大丈夫だと過信してしまうので軽く褒めて、まだまだ伸びしろがあると、励まします。(中学3年生の保護者)
●あります。平均点を大幅に超えての点数を取った科目があると、良かったねー、頑張った成果だよーと、子供以上に喜びます。(中学3年生の保護者)
●あります。よく出来ていたテストはもちろん褒めました。 苦手な教科も、なるべく褒めて、おだてて、やる気を出させるようにしています。(中学1年生の保護者)
●あります。前回よりも上がっていたり、字を上手に書いていたり、答案に問題と一致した答えを間違いなく書いていたり、いろいろ良いところを見つけて褒めます。(中学2年生の保護者)
●あります。最近は苦手な国語の点数がアップしていたので夫婦二人でほめちぎりました。(中学3年生の保護者)
●あります。 塾で習っている科目が一番成績がよく、本人もやる気や自信があるようなので、今後も伸ばせるように励ましました。(中学1年生の保護者)
●頑張ってる姿をみたあと、少しでも結果にあらわれたときには、褒めるようにしてます 次はもう少しあげられるように、しようねと、励まします。(中学2年生の保護者)

 

Q7.あなたは子どものモチベーションや、今後の学習に役立つ褒め方が出来ていると思いますか?
(n=548・単一回答方式)

 

 

Q8あなたが出来ていないと思う理由をお答えください。
(n=260・複数回答方式)

 

 

約半数の保護者が子どもの成長に役立つ褒め方が出来ていないと回答

テスト結果で子どもを褒める際に、子どものモチベーションや、今後の学習に役立つ褒め方が出来ていると思うかを聞いたところ、「出来ている(8.6%)」、「どちらかというと出来ている(44.0%)」と合わせて52.6%の方が子どもの成長に役立つ褒め方が出来ていると回答しました。一方で、「どちらかというと出来ていない(40.3%)」、「出来ていない(7.1%)」と合わせると47.4%の保護者が子どもの成長に役立つ褒め方が出来ていないと思っていることが分かりました。

子どもの成長に役立つ褒め方が出来ていないと思う理由1位は「適切な褒める言葉が分からない(45.0%)」

テスト結果で子どもを褒める際に、成長に役立つ褒め方が出来ていないと回答した260名を対象に、出来ていないと思う理由を聞いたところ、第1位は「適切な褒める言葉が分からない(45.0%)」、第2位「褒めることに慣れていない(30.4%)」、第3位「褒めるポイントが点数以外わからない(20.4%)」と続きました。

 

 

明光義塾 教室長
向田 文哉
(ひばりヶ丘教室)

 

点数だけで叱るのはNG!
子どもの「良かったこと」をしっかり承認することが大事です。

 

テストの結果が返ってきたときに、ついつい点数のことだけに目が行ってしまい「なんでまたこんなに低い点数なの!」と叱ってしまったことはありませんか?
実は、これはどの家庭でもよくあることで、「こんなつもりじゃなかったのに…どうすればいいんですかね?」と保護者の相談を受けることもあります。

テスト結果について親子で話すときのポイントは、
お子さまの「頑張ったこと・成長したこと」を承認し、褒めてあげることです。

 

“今回のテストで一番できたとこは何だった?”とお子さまが自分の良かったことや頑張ったことが言える質問(声掛け)をしてみてください。
そうするとお子さまは照れながら“でも、○○はもうちょっと勉強するべきだった”と自分なりの反省を話してくれると思います。“じゃ次はどうすればいいかな?”とテスト後の行動やモチベーションアップにつなげてあげてください。
保護者の「指示」ではなく、「自分で考えて決めたこと」だと感じると、お子さまのやる気はぐんと高まるんです。

 

 

<調査概要>

有効回答数 中学生の子どもを持つ全国の保護者男女600名
<内訳>男性の保護者:300名、女性の保護者:300名
調査期間 2018年10月12日〜2018年10月18日
調査方法 インターネットリサーチ調べ

※本リリースによる調査結果をご利用いただく際は、「明光義塾調べ」と付記のうえご使用くださいますようお願い申し上げます。

 

■(※1)「メイコミュ」とは

「メイコミュ」は明光義塾に通うお子さまを持つ保護者のためのコミュニティサイトです。
「全国の明光義塾の保護者が集まって、楽しみながら子どもを応援できる場所を作りたい!」そんな思いからオープンしました。

http://www.meiko-community.jp/index.html

 

 

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